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J-GLOBAL ID:200902257560228603   整理番号:09A1238352

長鎖両親媒性物質による反蛍光プローブ単クローン抗体の抑制

Inhibition of anti-fluorescent probe monoclonal antibody by long-chain amphiphiles
著者 (6件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 80-87  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蛍光プローブ(フルオレセイン(FL))と反蛍光プローブ単クローン抗体(免疫グロブリンG(IgG)-49)間の抗原抗体反応における長鎖(10,12,14,16の炭素数を持つアルコールおよび対応する脂肪酸)を有する両親媒性物質の抑制を蛍光分光法によって研究した。結果として得られた抑制モードを特異的な抑制剤,5-および6-アミノフルオレセイン(5-および6-FLNH2)のモードと比較した。すべての抑制剤の存在下で,IgG-49と結合した抑制剤の結果としてのFLの蛍光クエンチングが,抑制剤濃度に依存して妨げられた。抑制剤に対するIC50およびHill数の値がクエンチング抑制のドーズ-応答から測定された。アルコールのIC50値は,すべての値がμMのオーダーであるが,脂肪酸のそれよりも鎖長へ非常により大きく依存した。両方の種類の抑制剤のHill数が1よりも大きな値となったが,しかしそれらはそれぞれアルコールおよび脂肪酸の系列に対して異なる値を持った。対照的にみると,5-および6-FLNH2のIC50値は,nMのオーダーで,Hill数は1よりも小さくなった。Lineweaver-Burkプロットは,14の炭素数を持つ長鎖抑止剤に対してX軸の切片において交差点を生成し,一方6-FLNH2に対するY軸の切片において,それぞれ非競争としての前者の抑制モードおよび競争としての後者の抑制モードを判断した。さらに,C14OH,C13COOHおよび5-FLNH2による抑制への圧力の影響を調べ,抑制剤結合に対するIgG-49の標準体積変化をJohnson-Eyringプロットから計算された。5-FLNH2に対する体積変化は,それらはすべて負になるけれども,C14およびC13COOHに対して小さかった。これは,IgG-49の体積がこれらの抑制剤の添加によって収縮し,IgGh-49は麻酔の分子メカニズムに対するモデル蛋白質とは関係ないことを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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免疫反応一般  ,  有機化合物の物理分析  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  薬物の物理化学的性質 
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