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J-GLOBAL ID:200902257665498320   整理番号:08A0591696

ムチンのCD22への結合によるB細胞シグナル伝達のダウンレギュレーション

Down-modulation of B cell signal transduction by ligation of mucins to CD22
著者 (8件):
資料名:
巻: 372  号:ページ: 45-50  発行年: 2008年07月18日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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上皮癌細胞はシアリル-Tn抗原など糖抗原を持つムチンを癌細胞および血流に分泌し,そこでムチンはCD22(Siglec-2)と相互作用する。大腸癌細胞から単離したムチンおよびウシ顎下ムチンはCD22cDNAトランスフェクタントおよびヒトB細胞系Daudi細胞に結合し,ムチンへの可溶性組換えCD22の結合はプレートアッセイにより確認した。結合特異性はムチンが無傷エクトドメインを持つ組換えCD22に結合するが変異エクトドメインのものには結合しない事実により証明した。Daudi細胞はムチン存在下或いは非存在下,抗IgM F(ab′)2により刺激した。ムチンのCD22への結合はCD22のリン酸化およびSHP-1リクルート,およびERK-1/2リン酸化を著しく減少させた。担癌状態の脾臓B細胞に対するムチンのin vivo効果はムチン産生(TA3-Ha)および非産生(TA3-St)乳腺腺癌担癌マウスを用い研究した。蛍光標識エピグリカニンを正常マウスに投与するとその一部は脾臓に取り込まれ,脾臓B細胞に会合した。我々は脾臓b細胞はTA3-Haマウスで減少したがTA3-Stマウスではしないことを見いだした。これらの結果は担癌状態では血流のムチンの一部が脾臓に取り込まれ脾臓B細胞で発現するCD22に結合し,シグナル伝達のダウンレギュレーションを起こすことを示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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