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J-GLOBAL ID：200902257690340553   整理番号：09A0144831

高力ボルトとアングルを用いた鋼柱端接合部に関する研究

A STUDY ON CONNECTION OF BEAM-COLUMN USING HIGH TENTION BOLTS AND ANGLES

著者 (2件)： 内田保博 (京都府大 大学院生命環境科学研究科) ,  平石晃將 (大成建設)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 636  ページ： 359-365  発行年： 2009年02月28日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アングルと高力ボルトを用いた半剛接合の繰返し加力実験を行うとともに,理論により復元力特性の定式化を行い,実験結果との比較・検討を行った。その結果,1)トップアングル,シートアングル,ウェブアングルから成るAシリーズの試験体では,軸力比が小さいときは耐力低下を生じないが,軸力比が大きくなると耐力低下を生じること,また部材角が1/10以上のとき,トップアングルに亀裂が発生しその後破断するが,ウェブアングルが残っているため,耐力は確保されること,2)ウェブアングルのみのBシリーズ試験体では剛性,耐力ともにAシリーズ試験体に比べて小さいが,亀裂は発生しないこと,などが分かった。

シソーラス用語： *鋼構造 ,  *柱梁接合部 ,  高力ボルト ,  山形鋼 ,  定式化 ,  ヒステリシス ,  半剛節点 ,  繰返し荷重 ,  復原性 ,  応力歪特性 ,  曲線 ,  比率 ,  圧力効果
準シソーラス用語： 圧力依存性 ,  荷重変形曲線 ,  軸力比 ,  復元力特性

分類 (1件)： 金属構造  (RA04050W)

引用文献 (11件)：

• 笠井和彦. アングルを用いた半剛接合の繰返し弾塑性挙動に関するパラメータ実験. 日本建築学会構造系論文集. 2002, 56, 169-179
• ASTANEH, Abolhassan. Design of Tee Framing Shear Connection. Engineering Journal, AISC. 1989, 9-16
• 小室雅人. Top-and Seat-angle 接合の履歴挙動特性に関する実験的研究. 土木学会年次学術講演会講演概要集第1部, 2003. 9. 2003, 58, 311-312
• 山田哲. アングルを用いた露出型柱脚の実験的研究. 日本建築学会構造系論文集. 2003, 572, 163-170
• 田川浩. 溝形鋼により補強されたH形断面柱梁高力ボルト接合部の弾塑性有限要素解析. 日本建築学会大会学術講演梗概集、C-1、構造III, 2004. 8. 2004, 619-620

タイトルに関連する用語 (5件)： 高力ボルト ,  アングル ,  鋼柱 ,  接合部 ,  研究