文献

J-GLOBAL ID：200902257727971117   整理番号：09A1065520

人工リボソーム結合部位の自動設計によるタンパク質発現制御

Automated design of synthetic ribosome binding sites to control protein expression

著者 (3件)： SALIS Howard M (Univ. California San Francisco, California, USA) ,  MIRSKY Ethan A (Univ. California San Francisco, California, USA) ,  VOIGT Christopher A (Univ. California San Francisco, California, USA)
資料名： Nature Biotechnology  (Nature Biotechnology)
巻： 27  号： 10  ページ： 946-950  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： H0870A  ISSN： 1087-0156  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微生物工学では,遺伝子回路の接続または代謝経路を介した流量制御などで,タンパク質発現の微調整が必要となる場合が多い。我々は試行錯誤による最適化を回避するために,人工リボソーム結合部位を設計するための予測法を開発し,タンパク質発現量の合理的制御を可能とした。大腸菌での100通りを超える予測に関する実験的検証では,この方法が100,000倍の範囲で2.3倍以内の精度をもつことが示された。同一のリボソーム結合部位配列を異なる遺伝子的背景で再使用するとタンパク質発現量が異なる場合があることも,この設計方法で正確に予測された。我々は,タンパク質発現を合理的に最適化して遺伝子センサーを人工回路に接続することにより,この方法の有用性を示した。今回提案するフォワードエンジニアリング的方法は,大規模な遺伝子システムの構築および系統的最適化を加速させると考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2009

シソーラス用語： *リボソーム ,  *結合部位 ,  大腸菌 ,  *最適化 ,  培養条件 ,  *分子設計 ,  *自動設計 ,  タンパク質合成 ,  *ヌクレオチド配列 ,  *遺伝子発現 ,  *制御 ,  リバースエンジニアリング ,  *遺伝子操作
準シソーラス用語： *フォワードエンジニアリング ,  遺伝子センサー ,  人工リボソーム結合部位

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 人工 ,  リボソーム結合部位 ,  自動設計 ,  タンパク質 ,  発現