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J-GLOBAL ID：200902257727988940   整理番号：08A0743068

モバイルグラフィックス研究の現状

The State of the Art in Mobile Graphics Research

著者 (3件)： CAPIN Tolga (Bilkent Univ.) ,  PULLI Kari (Nokia Res. Center Palo Alto) ,  AKENINE-MOELLER Tomas (Lund Univ.)
資料名： IEEE Computer Graphics and Applications  (IEEE Computer Graphics and Applications)
巻： 28  号： 4  ページ： 74-84  発行年： 2008年07月 
JST資料番号： E0996A  ISSN： 0272-1716  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モバイルグラフィックス研究の現状を述べた。携帯電話は通常のPCとは大きく異なる。また,殆どの携帯電話はカメラを備えており,レンダリングされた画像と現実世界の画像を組み合わせる強化仮想現実(AR)の可能性を有している。本稿では,自動車や航空機のディスプレイは対象外である。焦点はインタラクティブグラフィックスに当てた。この視点から,ユーザインタフェースとハンドヘルドインタラクション手法にも焦点を当てた。まず,研究の背景と条件として,ハンドヘルドデバイスの限界について述べた。そして,グラフィックスハードウェアを概観した。次いで,データ圧縮について述べた。また,フレームバッファアクセス関連のメモリトラフィックを減少させるためのタイリングアーキテクチャについても考察した。可視化,3Dユーザインタフェース,ダイレクトマニュピュレーションにも言及した。強化仮想現実については特に詳細に議論した。主要な研究項目として,専用グラフィックスハードウェア,特に,3Dディスプレイを指摘した。ユーザインタフェースも大きな革新が要求される領域である。殆どのモバイルデバイスはカメラを有するため,強化仮想現実機能を導入する可能性を追求するのは重要であるが,キラーARアプリケーションは未だ見つかっていないことも指摘した。

シソーラス用語： *バーチャルリアリティ ,  携帯端末 ,  モバイルコンピューティング ,  *ユーザインタフェイス ,  専用プロセッサ ,  データ圧縮 ,  可視化 ,  表示装置 ,  三次元ディスプレイ ,  会話型処理 ,  拡張現実感
準シソーラス用語： インタラクティブグラフィックス ,  グラフィックスハードウェア ,  ディスプレイ装置 ,  ハンドヘルドコンピュータ ,  ハンドヘルド計算機 ,  モバイルコンピュータ ,  モバイル環境 ,  モバイル機器 ,  *仮想現実 ,  強化仮想現実

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  人間機械系  (IB03000G)

タイトルに関連する用語 (4件)： モバイル ,  グラフィックス ,  研究 ,  現状