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J-GLOBAL ID：200902257762272884   整理番号：09A0720166

次世代情報教育の構築に向けて-情報教育環境-情報工学系学科における教育用計算機システムの自主構築に関する取組み

著者 (6件)： 金城篤史 (琉球大 大学院理工学研究科) ,  城間政司 (琉球大 大学院理工学研究科) ,  比嘉哲也 (琉球大 大学院理工学研究科) ,  長田智和 (琉球大 工) ,  玉城史朗 (琉球大 工) ,  谷口祐治 (琉球大 総合情報処理セ)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 26  号： 1  ページ： 79-88  発行年： 2009年05月31日 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 当該大学工学部情報工学科では,計算機システムリプレースを貴重な教育実践と捉え,計算機システム学習に活用している。本稿では,まず,旧システムの問題点(利便性の悪さ)として,ネットワークシステムの構成,実習用端末の利用,サービス利用のためのユーザアカウント情報管理を挙げた。次いで,旧システムの問題点を解決するために構築した4つのシステム,1)IPアドレスDNS管理システム,2)ダイナミックVLANシステム,3)実習用端末の利用の問題に対応するための仮想OS/クラスターシステム,4)ユーザアカウント情報管理システム,の概要について説明した。さらに,構築した計算機システムの完成度と本取り組みの教育効果を,1)利用者である一般学生によるアンケート調査,2)管理責任者である教員による評価,3)取り組みに関わった学生の自己評価,に基づいて報告した。

シソーラス用語： *情報工学 ,  学校教育 ,  大学 ,  カリキュラム ,  計算機システム ,  *計算機システム開発 ,  ネットワークアーキテクチャ ,  番地指定方式 ,  LAN【通信】 ,  ディレクトリ ,  システム評価 ,  教育効果 ,  計算機設備 ,  設備更新
準シソーラス用語： DNS ,  IPアドレス ,  仮想化 ,  *情報教育

分類 (2件)： 技術教育  (JA01050T) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (8件)：

• (1)産学協働実践的IT教育促進事業成果報告書,経済産業省(2006)
• (2)日本の情報教育・情報処理教育に関する提言2005,情報処理学会情報教育委員会(2005)
• (3)松澤芳昭,杉浦 学,大岩 元:“産学協同のPBLにおける顧客と開発者の協創環境の構築と人材育成効果”,情報処理学会論文誌,Vol. 49,No. 8,pp. 944-957(2008)
• (4)井上 明,金田重郎:“実システム開発を通じた社会連携型PBLの提案と評価”,情報処理学会論文誌,Vol. 49,No. 8,pp. 930-943(2008)
• (5)関谷貴之,安東孝二,尾上能之,田中哲朗,山口和紀:“NetBootによる端末を用いた教育用計算機システムの開発と評価”,情報処理学会論文誌,Vol. 48,No. 4,pp. 1651-1664(2007)

タイトルに関連する用語 (7件)： 次世代 ,  情報教育 ,  構築 ,  教育環境 ,  情報工学 ,  教育 ,  計算機システム