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J-GLOBAL ID：200902257853003177   整理番号：09A1208822

モンテカルロ法を用いた水道管路更新計画の評価

AN EVALUATION METHOD OF WATER DISTRIBUTION SYSTEM REPLACEMENT BASED ON MONTE CARLO METHOD

著者 (5件)： 森正幸 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科) ,  稲員とよの (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科) ,  小泉明 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科) ,  渡辺晴彦 (日水コン 中央研) ,  沼田篤男 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科)
資料名： 環境システム研究論文集  (土木学会論文集 G(環境))
巻： 37  ページ： 1-8  発行年： 2009年10月24日 
JST資料番号： Y0732B  ISSN： 1345-9597  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本は上水道の普及率が97%を越え,総額が40兆円以上の水道資産を利用して高水準の公共事業を提供する。総資産の6~7割は水道管路であり,水道事業にとって管路は必須資産である。然し大部分の水道管路は高度経済成長期に敷設したため,今後は法定耐用年数の40年を超過する老朽設備が漸増する。次世代を展望した水道管路の設備更新計画を策定するため,モンテカルロ法を利用して老朽管を更新する各種シナリオを費用効果分析した。費用は破損や漏水事故の修繕費や予防保全費,効果は破損や漏水事故に伴う断水被害額を負の効果に想定した。モデルの実用性を検証するため事例研究し,事後保全で修繕するより予防保全で設備更新するシナリオが有効で,経済的な投資水準を維持できると推定した。

シソーラス用語： *水道管 ,  *設備更新 ,  経済計算 ,  投資計画 ,  *モンテカルロ法 ,  予測モデル ,  *費用効果分析 ,  保全費 ,  予防保全 ,  設備保全 ,  シナリオライティング法 ,  インフラストラクチャー ,  公共事業 ,  パイプライン ,  上水道 ,  資産管理 ,  計画 ,  モデル ,  *分析 ,  原価 ,  保全 ,  ライフライン
準シソーラス用語： 修繕費

分類 (3件)： 水源,取水,送水,配水,給水  (SC02020I) ,  研究開発  (SA01040R) ,  設備管理  (KB02020X)

引用文献 (8件)：

• 厚生労働省健康局水道課: 水道ビジョン (平成20年7月改訂), pp. 17-18, 2008.
• 社団法人土木学会編: アセットマネジメント導入への挑戦, p.4, 2005.
• 前掲2), pp. 57-65.
• 荒井康裕・小泉明・稲員とよの・渡辺晴彦・国實誉治・林光夫: 送配水管路事故の実態調査アンケートデータによる故障率曲線の推定方法, 土木学会環境システム研究論文集, Vol.36, pp. 125-130, 2008.
• 厚生労働省健康局水道課: 水道事業の費用対効果分析マニュアル, 2007.

タイトルに関連する用語 (4件)： モンテカルロ法 ,  水道管路 ,  更新計画 ,  評価