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J-GLOBAL ID：200902257868836213   整理番号：09A0300299

Streptococcus equiに対する酵素消毒剤としてのバクテリオファージリシンであるPlyCの使用

Use of a Bacteriophage Lysin, PlyC, as an Enzyme Disinfectant against Streptococcus equi

著者 (7件)： HOOPES J. Todd (Univ. Maryland Biotechnology Inst., Maryland) ,  STARK Caren J. (Univ. Maryland Biotechnology Inst., Maryland) ,  KIM Han Ah (Univ. Maryland Biotechnology Inst., Maryland) ,  KIM Han Ah (Thomas S. Wootton High School Sci. Internship Program, Maryland) ,  SUSSMAN Daniel J. ,  DONOVAN David M. (Animal Biosciences and Biotechnology Lab., United States Dep. of Agriculture, Maryland) ,  NELSON Daniel C. (Univ. Maryland Biotechnology Inst., Maryland)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 75  号： 5  ページ： 1388-1394  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Streptococcus equiはウマの腺疫の原因菌である。消毒剤はS.equiに有効であるが,環境への影響の問題がある。バクテリオファージによりコードされるリシン(細胞壁ヒドロラーゼ)はリシン感受性のグラム陽性菌を溶解させる能力を持つ。本研究では,S.equiに対する消毒剤としてのリシンの一種であるPlyCの使用について検討した。同酵素はS.equiの20種以上の臨床分離株に対して活性を有していた。PlyCは一般的な消毒剤であるVirkon-Sよりも1000倍高活性で,10⁸CFU/mlのS.equi培養物を30分以内に殺菌した。エアロゾル化させたPlyCはウマ飼育に使用される設備上のS.equiを完全に殺菌,またはその量を低下させることができた。PlyCは非イオン性界面活性剤,硬水,または有機物質などウマ飼育条件に存在する物質の存在下でも完全な活性を有していた。

シソーラス用語： *連鎖球菌属 ,  ウマ ,  ウマの病気 ,  バクテリオファージ ,  ヒドロラーゼ ,  *酵素タンパク質 ,  *殺菌薬 ,  臨床分離菌
準シソーラス用語： *Streptococcus equi ,  腺疫 ,  バクテリオファージリシン ,  *PlyC

分類 (2件)： 細菌による動物の伝染病  (FE02023A) ,  馬  (FD02030J)

タイトルに関連する用語 (3件)： Streptococcus ,  酵素 ,  消毒剤