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J-GLOBAL ID：200902257891361974   整理番号：08A0979512

地下水における硝酸塩の減衰: 生物地球化学的コントロールプロセスのレビュー

Nitrate attenuation in groundwater: A review of biogeochemical controlling processes

著者 (6件)： RIVETT Michael O. (School of Geography, Earth and Environmental Sciences, Univ. of Birmingham, Edgbaston, Birmingham B15 2TT, GBR) ,  BUSS Stephen R. (ESI Ltd, New Zealand House, 160 Abbey Foregate, Shrewsbury SY2 6FD, GBR) ,  MORGAN Philip (ESI Ltd, New Zealand House, 160 Abbey Foregate, Shrewsbury SY2 6FD, GBR) ,  SMITH Jonathan W.N. (Environment Agency, Olton Court, 10 Warwick Road, Olton, Solihull, West Midlands B92 7HX, GBR) ,  SMITH Jonathan W.N. (Catchment Sci. Centre, Univ. of Sheffield, Broad Lane, Sheffield S3 7HQ, GBR) ,  BEMMENT Chrystina D. (ESI Ltd, New Zealand House, 160 Abbey Foregate, Shrewsbury SY2 6FD, GBR)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 42  号： 16  ページ： 4215-4232  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 帯水層での硝酸塩の減衰をコントロールする生物地球化学的プロセスを詳細にレビューする。地下水における硝酸塩の運命の理解は硝酸塩汚染に関係するリスクの管理と,地下水の供給と地下水に依存する表面水の保護に極めて重要である。地下水における主な硝酸塩減衰プロセスとして脱窒素に焦点をあてる。脱窒菌が地中に実質的に遍在する場合,重要な制限因子は酸素とドナーの濃度と利用性である。硝酸塩濃度,栄養塩類の利用性,pH,温度,毒素の存在と微生物順応等の他の環境条件の変動はそれほど重要でないようで,脱窒素速度へ二次的影響を及ぼすだけである。アンモニウム塩への硝酸塩の異化還元と微生物バイオマスへの硝酸塩の同化等の他の硝酸塩除去機構は脱窒素と比べてほとんどの地下環境で重要でないようである。さらに,有機炭素,硫黄と鉄ドナーの影響,二重間隙率帯水層での微生物活性への物理的制限,環境条件(例えば,不完全な緩衝環境でのpHと沿岸あるいは塩性土壌環境での塩分)の影響,共汚染物質の影響(特に,農薬の対照的阻害とドナー的影響)と,実験室および野外での脱窒素速度の定量の改良に対する現在の理解を改善するための研究が推奨される。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 地下水汚濁 ,  *硝酸塩 ,  *減衰 ,  地球化学 ,  レビュー ,  *脱窒素 ,  脱窒菌 ,  酸素 ,  濃度依存性 ,  ドナー ,  バイオアベイラビリティ ,  帯水層 ,  同化 ,  異化 ,  *地下水 ,  生物地球化学

分類 (1件)： 水質汚濁一般  (SB02010U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 地下水 ,  硝酸塩 ,  減衰 ,  生物地球化学 ,  コントロール ,  プロセス ,  レビュー