文献
J-GLOBAL ID:200902257960235234   整理番号:09A0459508

Al-酸化物-ポリオキシメチレン混合物の反応について-岩盤破砕剤の基礎研究 第2報-

Study on the thermal behavior of the mixture of calcium peroxide, aluminum and poly-oxymethylene (Study on rock breaking powder, Part 2)
著者 (5件):
資料名:
巻: 70  号: 1-2  ページ: 10-15  発行年: 2009年04月30日 
JST資料番号: F0476A  ISSN: 1347-9466  CODEN: STEMCH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
岩盤破砕剤として使われている過酸化カルシウム,アルミニウムおよびポリオキシメチレン混合系について,合成した純度80%の過酸化カルシウムを用いて熱分析,発火待ち試験,圧力試験および摩擦,落ついの感度試験や雷管起爆試験を行った。熱挙動や安全性について検討して次のような結論を得た。熱分析では過酸化カルシウムは300°CぐらいからCaO2→CaO+1/2O2なる吸熱分解反応を開始するが単体での爆発の可能性は低いと考えられる。ポリオキシメチレンは170°Cで融解し,260°Cぐらいから吸熱反応を開始し,重量減少は300°Cで終了する。これは解重合によりホルムアルデヒドを発生するためである。熱分析からは過酸化カルシウムとアルミニウムの反応は見られなかったが,発火待ち試験では発火が確認された。過酸化カルシウム,アルミニウムおよびポリオキシメチレン混合系ではポリオキシメチレンの分解が律速段階になっていると考えられる。過酸化カルシウムの純度が高くなると過酸化カルシウム,アルミニウムおよびポリオキシメチレン混合系の圧力は大きくなる。黒色火薬と比較すると最高圧力は大きいが,最高圧力到達時間は長くなった。ホルムアルデヒドの発生量は昇温加熱時に比べて圧力試験後のほうが1/100ぐらいとなった。これらはホルムアルデヒドがさらに過酸化カルシウムの熱分解や過酸化カルシウムとアルミニウムの反応により生じた酸素と気相燃焼をしたためであると推測した。摩擦感度,落つい感度および静電気感度試験ではいずれも鈍感であることがわかった。雷管起爆試験では爆轟も爆燃も認められていない。黒色火薬に比べてもかなり鈍感であるといえる。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
各種爆薬と推薬 
引用文献 (24件):
もっと見る

前のページに戻る