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J-GLOBAL ID:200902257994415428   整理番号:08A0330303

示差慣性集束を用いる粒子の平衡分離及び濾過

Equilibrium Separation and Filtration of Particles Using Differential Inertial Focusing
著者 (5件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 2204-2211  発行年: 2008年03月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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溶液中の粒子分離及び濾過は化学工業,発酵過程やマイクロエレクトロニクス産業における浄水や廃水処理に適用され,バイオ研究では血球分離,超音波造影剤調製,発酵生成物の精製などに適用されている。しかしながら,迅速な処理速度を得るには現在の技法は複雑である。ここに90から100%の純度及び1ml/min高い体積のスループットで,粒径に基づいて粒子を分離することができる巨視的規模に匹敵するスループットの連続粒子分離システムを示した。全血液からの硬質粒子,変形可能なエマルション及び血小板の分離についてのデータを示した。このシステムは粒径が変化する粒子の示差慣性集束に基づくもので,非対称性の曲がったチャネルフローにおいて展開した固有流体力学力に基づいてのみ連続的な分離が可能になる。このシステムの主な利点は,試料を迅速に連続処理することことができ,小さなフィルタまたは機械的あるいは電気的な部分がないことであり,一方,欠点は,良好な分離を達成するためにある範囲内にフローを維持する必要があることである。連続した粒子分布データにしたがって直径~1.5μmにおいて異なる粒子間の良好な分離が可能である。基礎的,理論的な記述を展開し,分離のための粒径遮断を決定するデータと組み合わせて,チャネル幾何学がこの遮断とどのように関係があるかを説明できる半経験的な関係を示し,連続カスケード分離が,純度と収率を増加させるのに役立つことを示した。ここに示したシステムはコンパクトなフォーマットであり,多くの血液またはエマルションの予備濾過に役立つだろうことが示唆されたた。
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分類 (2件):
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血液一般  ,  各種物理的手法 
タイトルに関連する用語 (4件):
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