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J-GLOBAL ID：200902258062459572   整理番号：09A0714565

強弾性Cu₆PS₅〈I,Br)混晶中の相転移の超音波および圧電研究

Ultrasonic and Piezoelectric Investigations of Phase Transitions in Ferroelastic Cu₆PS₅(I,Br) Mixed Crystals

著者 (4件)： SAMULIONIS V. (Vilnius Univ., Vilnius, LTU) ,  BANYS J. (Vilnius Univ., Vilnius, LTU) ,  STUDENYAK I. P. (Uzhhorod National Univ., Uzhhorod, UKR) ,  PANKO V. V. (Uzhhorod National Univ., Uzhhorod, UKR)
資料名： Ferroelectrics  (Ferroelectrics)
巻： 379  ページ： 286-292,429  発行年： 2009年04月 
JST資料番号： D0777A  ISSN： 0015-0193  CODEN： FEROA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 270K付近の弾性相転移(PT)近傍で超イオン性結晶Cu₆PS₅〈I,Br)混晶中で超音波の速度と減衰の異常を観測した。ここでBrはIを部分的に置換しているが,組成の両端での結晶構造と相転移の位置は類似である。材料中のヨウ素濃度が増すと相転移における弾性異常は次第に減ることを示した。臨界異常を緩和Landau理論で記述したが,それは秩序パラメータの緩和時間の増加を意味している:τ=τ₀/(T_c-T)。前置因子τ₀は結晶中のヨウ素濃度の増加とともに増した。低温超イオン相転移の近傍での超音波異常は弱かった。これらの転移を表面障壁による超音波の圧電検出で観測した。表面障壁により検出した信号の温度依存性を測定したところ,この方式がこの種の超イオン性結晶中の相転移を示すに当たって極めて感度が良いことが分かった。

シソーラス用語： *強弾性 ,  *銅化合物 ,  *リン化物 ,  *硫化物 ,  *ヨウ化物 ,  *臭化物 ,  *相転移 ,  *超音波 ,  *圧電体 ,  超イオン伝導体 ,  速度 ,  減衰 ,  秩序パラメータ ,  緩和時間 ,  温度依存性

分類 (2件)： 固体の音波物性一般  (BL02031U) ,  圧電気,焦電気,エレクトレット  (BM05040M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 強弾性 ,  Br ,  混晶 ,  相転移 ,  音波 ,  圧電 ,  研究