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J-GLOBAL ID:200902258134309716   整理番号:09A0223508

誘導加熱・冷却金型による射出成形品外観の向上

Improvement on Injection Molded Products Appearance by Induction Heating Mold
著者 (5件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 407-411  発行年: 2009年03月05日 
JST資料番号: F0268B  ISSN: 1348-8716  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報では,電磁誘導コイルを金型内に直接組込み,金型内に冷媒を循環させることにより,能動的に金型を急速加熱および冷却できる誘導加熱・冷却金型の設計・製作を行い,成形実験を通じてウェルドライン抑止や成形品表面性状改善の効果について評価した。これにより得た主な知見を次に示した。1)側面加熱型コイルの方が,下面加熱型よりも昇温速度が速くなること,また磁束をキャビティ入れ子に集中するには,コイル外周に面するモールドベース部に空間を設けることが有効であること,2)誘導加熱・冷却金型の設計・製作を行い,加熱・冷却特性を明らかにしたこと,3)HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)およびPC(ポリカーボネート)/ABSアロイ樹脂で,50°Cから90°の間および80°Cから120°C間の40°Cの温度差でそれぞれ急速加熱・冷却を実施した結果,両者ともに,1成形サイクルに要する時間が60秒以内であること,4)HIPSの成形品の表面観察で,通常成形では成形品表面にウェルドラインの生成と,ゴム粒子の露出に起因する凸凹が観察され,一方,加熱・冷却成形ではウェルドラインの生成が抑えられ,かつ高光沢の成形品表面が観察されること,5)HIPSの加熱・冷却成形では,低い保持圧力条件で成形品表面にひけが観察され,これにより加熱・冷却成形では保持圧力の設定に注意を要すること,6)PC/ABSアロイ樹脂での急速加熱・冷却成形により,ウェルドラインの生成,およびガラス繊維の露出のない平滑で高光沢の成形品表面を得られること。
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分類 (1件):
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射出成形 
引用文献 (6件):
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