抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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画像はコンピュータで扱う情報メディアのなかでも,視覚的情報として情報量が最も多く重要な要素であり,情報処理技術者にとって画像情報処理技術は必要不可欠なものである.しかし,昨今の社会ニーズや学生の要求も年々変化しており,学生の学力レベルも年々低下していることから,これら教育現伏を考慮した画像情報処理教育の授業展開が必要となる.これに対し,本学の情報処理工学科では「ソフトウェアを作る人の育成」と「ソフトウェアを使う人の育成」を2つの主たる目的として,様々な科目を提供しており,CG教育は「ソフトウェアを使う人の育成」における重点教育に位置づけられている.本論文では,本学科のCG教育の現況,とりわけ「コンピュータグラフィックス基礎」の授業内容とその授業方法について述べるとともに,学生にとつてわかりやすい教育をめざして試作したインタラクティブ映像教材の概要と試作映像教材を紹介する。これらの内容は,教育実践後のアンケート調査で,学生からの好意的な評価を得ており,授業方法の有効性が示された。