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J-GLOBAL ID:200902258145326515   整理番号:09A0518379

液体クロマトグラフィー/エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析法による生体液中のアミン類とアミノ酸類の高速分析のためのプレカラム誘導体化試薬

Precolumn derivatization reagents for high-speed analysis of amines and amino acids in biological fluid using liquid chromatography/electrospray ionization tandem mass spectrometry
著者 (5件):
資料名:
巻: 23  号: 10  ページ: 1483-1492  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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新しい試薬の3-アミノプロピル-N-ヒドロキシスクシンイミジルカルバメート(APDS)によるプレカラム誘導体化と逆相高速液体クロマトグラフィー/正イオンエレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析-選択反応モニタリング法(HPLC/pESI-MS/MS-SRM,三段四重極質量分析計)による,アミン及びアミノ酸の迅速分析法を開発した。本法によって,生物体液(例えば哺乳類血漿)中のアミノ酸など,アミノ基をもつ105の検体を10min以内において同時分析できた。標準試料(各アミノ酸についてそれぞれの重水素化物)の混合物とラット血漿の分析に基づき,生体液中に検出される22のアミノ酸について,保持時間の精度,定量限界,線形性,日内・日間精度及び確度,及び回収率を評価した。22のアミノ酸試料及びそれぞれの内部標準の保持時間に対する日内相対標準偏差(RSDs)は,0.9%以内にあった。またそれらの日間のRSDsは,アスパラギン類(1.9%)を除いて,1.1%以下であった。ラット血漿中において分析したアミノ酸の日内及び日間のRSDsとしてそれぞれ,8.0%及び4.5%以内を得た。本法の使用によって,120血液試料/dayのアミノ酸分析が可能であることが分かった。本法は,従来的なアミノ酸分析法(例えばニンヒドリンによるポストカラム誘導体化とクロマトグラフ法)への代替法としての使用が可能と思われる。また本法は,臨床領域におけるアミノ酸代謝の遺伝性疾患の診断と管理に対しても非常に有用と思われる。
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分類 (3件):
分類
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有機化合物の各種分析  ,  分析試薬  ,  血液検査 
物質索引 (16件):
物質索引
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