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J-GLOBAL ID：200902258233375054   整理番号：08A0450017

超音波トモグラフィー法によるコンクリート構造体品質の推定

著者 (1件)： 木村芳幹 (日本建築総合試 試験研究セ)
資料名： GBRC (General Building Research Corporation)  (GBRC (General Building Research Corporation))
巻： 33  号： 2  ページ： 13-21  発行年： 2008年04月01日 
JST資料番号： F0553B  ISSN： 0285-9246  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート構造物に対して超音波トモグラフィを適用するため,超音波速度法に関する基礎的特性並びに模擬部材を対象とした測定事例について検討した。その結果,1)圧縮強度が低い場合には,測定した超音波伝播時間の変動係数が大きくなること,2)通常の構造体で超音波伝播速度を測定する場合は,発振子の振動数を200kHz以下にするのが望ましいこと,3)斜角法を用いる場合には,発振子と受振子がなす角度によって伝播時間を補正することが必要なこと,4)同一水セメント比のコンクリートにおいて,粗骨材量が多くなるほどヤング係数が大きくなり,超音波速度を大きくなること,などが分かった。

シソーラス用語： *非破壊検査 ,  *コンクリート構造 ,  *トモグラフィー ,  *超音波 ,  超音波速度 ,  品質 ,  推定 ,  圧縮強さ ,  Young率 ,  発振器 ,  地震計 ,  配置 ,  測定精度 ,  ヒストグラム ,  変動係数 ,  伝搬 ,  周波数依存性 ,  正規分布 ,  距離 ,  角度依存性 ,  アクリル樹脂 ,  モルタル ,  コンクリート ,  骨材 ,  混合比 ,  濃度依存性 ,  体積率 ,  補正 ,  空洞 ,  配筋 ,  高強度コンクリート ,  コンクリート締固め ,  均一性 ,  火災 ,  加熱 ,  表層 ,  実積率 ,  受振器 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： 均質性 ,  伝播 ,  発振子

分類 (2件)： 建設材料試験  (RA06020D) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (15件)：

• 日本建築学会: コンクリート強度推定のための非破壊試験方法マニュアル, 丸善, pp. 28~75, 1983.2.
• 十代田知三, 野崎喜嗣, 小林幸一: 超音波法, 反発度法および複合法による強度推定式の提案とその有効性の検証--非破壊試験による構造体コンクリートの強度推定法 (その3) -, 日本建築学会構造系論文集, 第458号, pp. 1~9.1994.4.
• 木村芳幹: 超音波速度法による高強度コンクリート構造体内の欠陥部の推定, 社団法人日本非破壊検査協会, 超音波による非破壊評価シンポジウム講演淪文集, pp. 7~12, 2001.1.
• 魚本健人, 加藤潔, 広野進: コンクリート構造物の非破壊検査, 森北出版, pp. 37~39, 1990.5.
• 岡田清, 六車煕: コンクリート工学ハンドブック, 朝倉書店, pp. 520~532, 1981.9.

タイトルに関連する用語 (4件)： 超音波 ,  トモグラフィー法 ,  コンクリート構造体 ,  推定