抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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白熱電球より消費電力が小さい電球形蛍光ランプを用いて,電灯の配置及び光色の組合わせによる,光環境と,居間での多様な生活行為に対する在室者の評価との関係について,主観評価実験を行った。昼夜間を通して明らかにすることを目的とし,昼光環境の実験的制御が可能な人工空ドーム内に,住宅居間(6畳間相当)の実大実験室を設け,被験者実験を行っていくつかの知見を得た。1)人工空輝度が比較的高い場合(1100cd/m
2以上),併用照明はあまり必要がない。比較的低い場合(330cd/m
2以下),併用照明は快適性や行為の適切さ向上に寄与する。2)人工空輝度が低い場合(100cd/m
2)の併用照明及び夜間照明では,電球形蛍光ランプを用いた電灯を2~3灯組み合わせると,行為に合わせた配置が容易であり省エネ性も向上する可能性がある。