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J-GLOBAL ID：200902258283548847   整理番号：09A0164248

扁桃核における神経多様性のための異なる終脳前駆細胞プールの同定

Identification of distinct telencephalic progenitor pools for neuronal diversity in the amygdala

著者 (7件)： HIRATA Tsutomu (Children’s National Medical Center, Washington, D.C., USA) ,  LI Peijun (Georgetown Univ. School of Medicine, Washington, D.C., USA) ,  LANUZA Guillermo M (Fundacion Instituto Leloir, Buenos Aires, ARG) ,  COCAS Laura A (Children’s National Medical Center, Washington, D.C., USA) ,  COCAS Laura A (Georgetown Univ. School of Medicine, Washington, D.C., USA) ,  HUNTSMAN Molly M (Georgetown Univ. School of Medicine, Washington, D.C., USA) ,  CORBIN Joshua G (Children’s National Medical Center, Washington, D.C., USA)
資料名： Nature Neuroscience  (Nature Neuroscience)
巻： 12  号： 2  ページ： 141-149  発行年： 2009年02月 
JST資料番号： W1370A  ISSN： 1097-6256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 扁桃核の広範な機能は,外界刺激からの情報を統合,処理し,適当な行動出力を行うことである。今回,マウス遺伝的運命マッピング,in vitro遊走分析と電気生理学的手法を組合せ,腹側外套Dbx1陽性前駆細胞プールは,扁桃核の一次興奮性出力核,基底外側複合体と皮質核の興奮性ニューロン源であることを報告した。間脳境界近位の腹側終脳ドメイン,視索前野(POA)から新生扁桃核へのDbx1由来細胞で構成するPOA-扁桃核移行(PAS)と呼ぶ未知の移行ルートを明らかにした。電気生理学的解析で,この移行群は成熟内側扁桃核に特異的な抑制性ニューロンのかなり限定した機能的サブクラスを示した。この抑制性ニューロンは,特異な形態と神経性一酸化窒素シンターゼ(nNOS)のような抑制性ニューロンマーカーの発現特性を示した。このPOA由来群は辺縁系のための未知の前駆細胞プールを示すと結論した。

シソーラス用語： 多様性 ,  *終脳 ,  細胞 ,  マウス ,  遺伝学実験技術 ,  *ニューロン ,  間脳 ,  視索前野 ,  電気生理 ,  細胞移動 ,  錐体路 ,  一酸化窒素シンターゼ ,  大脳辺縁系 ,  転写因子 ,  実験動物 ,  免疫染色 ,  in situハイブリダイゼーション ,  オレフィン化合物 ,  フェノールエーテル ,  第三アミン ,  遺伝子マッピング ,  興奮性ニューロン ,  細胞遊走 ,  前駆細胞 ,  *抑制性ニューロン ,  ノックインマウス ,  *扁桃体 ,  一酸化窒素シンターゼI ,  ネズミ亜目 ,  視床下部 ,  内分泌腺 ,  分泌腺 ,  中枢神経系 ,  前脳
準シソーラス用語： *扁桃核 ,  Dbx1 ,  nNOS

分類 (2件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (1件)： タモキシフェン

タイトルに関連する用語 (6件)： 扁桃核 ,  神経 ,  多様性 ,  終脳 ,  前駆細胞 ,  同定