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J-GLOBAL ID:200902258412179357   整理番号:08A0863250

ネオゲニンとそのリガンドについて明らかになってきた中枢神経系の発達における役割

Emerging roles for neogenin and its ligands in CNS development
著者 (2件):
資料名:
巻: 106  号:ページ: 1483-1492  発行年: 2008年08月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,神経軸索の発達における方向決定因子としてのネトリン類とその受容体の研究の新しい動向に関する総説である。ネトリン受容体であるネオゲニンは胚期を通じて多くの発達過程に関与することが分かってきた新しい制御因子である。特に,新しいネオゲニンリガンドとして,反発性ガイダンス分子(RGM)が最近同定された。この分子について,リガンドとしての両面性と神経発達の面からの両面性が見つかってきた。即ち,ネトリン-1-ネオゲニン相互作用は軸索誘導において化学誘引性を示す一方で,RGMa-ネオゲニン相互作用は軸索を排斥する。ネオゲニンは,おそらく細胞接着を促進するので,神経管の偽配列上皮の形成に必要である。ネオゲニン情報伝達カスケードの詳細は不明であるが,軸索誘導機能におけるRGMaとネトリン-1に対する反応が逆方向であることは,ネオゲニン情報伝達系の複雑性を示すものであり,時間的,空間的神経発達過程に関与している証拠である。これらから著者らは,ネオゲニンは広範な神経発達過程に関与する多機能受容体であり,神経発達への関与は初期の予測よりもはるかに広範であろうと結論した。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
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