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J-GLOBAL ID:200902258901706610   整理番号:09A1089144

固有ドナーとしてのトリプトファン残基とアクセプタとしての蛍光リガンドを用いた蛍光共鳴エネルギー移動を介した蛋白質の均一非競合分析

Homogeneous noncompetitive assay of protein via Foerster-resonance-energy-transfer with tryptophan residue(s) as intrinsic donor(s) and fluorescent ligand as acceptor
著者 (12件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 112-117  発行年: 2009年09月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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分析FRETプローブを定義する固有ドナーとしてのトリプトファン残基とFRETアクセプタとしての特異的蛍光リガンドを用いた蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)に基づいた生物学的資料中の蛋白質の均一非競合分析を提案した。約340nmの励起ピークを持つが励起溝が約280nmである適切なフルオロホアと所与蛋白質に結合する部分との共役は蛋白質に対する分析的FRETプローブを与える。この方法を試験するため,ストレプトアビジン(SAV)の均一非競合分析のための分析的FRETプローブとしてN-ビオチニル-N′-(1-ナフチル)-エチレンジアミン(BNEDA)を用いた。結合BNEDAとトリプトファン残基との間のFRET発生は複合体のモデル化幾何学によって支持された。280nmでの励起によって,遊離BNEDAは430nmで無視小の蛍光を産生したが,結合BNEDAは結合反応2分後に430nmで非常に高い安定な蛍光を産生した。BNEDAとビオチンとの競合結合はBNEDAに対して(16±3)fMの解離定数(n=3)を与えた。280nmでの励起によって32.0nMのBNEDAを含有する反応混合液の430nm蛍光が0.40~30.0nMのSAVサブユニット濃度に直線的に応答し,生物学的試料中の普通の干渉に所望の耐性を示した。このため,固有ドナーとして所望蛋白質のトリプトファン残基と対応するFRETアクセプタとして蛍光リガンドを用いることによって生物学的試料中蛋白質のこの均一非競合分析は効率的かつ有利である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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生化学的分析法  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  有機物質の化学分析一般 
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