抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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製造,使用状況が明かな撤去電柱を用いた再生骨材の品質試験結果およびそれを用いた再生骨材コンクリート(RAC)の硬化前後における性状と耐久性に対する実験を行い,再生骨材の品質がそれを用いたRACの性状に与える影響を検討した。この検討の主な結果は以下の通りであった。1)簡易破砕による再生骨材は再生粗骨材M,再生細骨材Lに相当する。2)再生骨材への置換率増加に伴い必要単位水量は増加するが,減水剤添加率で調整できる。3)RACの圧縮強度は再生骨材置換率の増加に伴い低下する。4)遠心成形と蒸気養生によりRACの乾燥収縮は抑制できる。5)再生骨材の品質変動はRACの実用化に可能な範囲に収まるが,下記のスランプ変動には注意が必要となる。6)置換率が50%以下ならば,再生粗骨材を電柱用コンクリートとして活用できる可能性が高い。