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J-GLOBAL ID:200902258969458330   整理番号:08A0198283

Ascaris suum チトクローム b5, 酸素渇望第二鉄ヘモグロビンを還元する成体特異的蛋白質

Ascaris suum cytochrome b 5, an adult-specific secretory protein reducing oxygen-avid ferric hemoglobin
著者 (7件):
資料名:
巻: 471  号:ページ: 42-49  発行年: 2008年03月01日 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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嫌気性寄生線虫Ascaris suumは,捕まえどころのないままである生物学的機能である腸周囲流体の中に一つの酸素渇望ヘモグロビンを持つ。ここで著者らはAscaris チトクローム b5が特に腸寄生段階で発現し,腸周囲流体に分泌され,かくてAscaris ヘモグロビンと共局在することを報告する。著者らはチトクローム b5がAscaris非機能第二鉄メトヘモグロビンを哺乳類メトヘモグロビンよりも効率よく還元することも見つけた。さらに,Ascaris チトクローム b5とAscaris ヘモグロビンとの間の電子移動複合体のコンピュータ図形モデルはこれら二つの蛋白質が生理学的酸化還元パートナーであることを強く示唆する。酸化窒素はヘモグロビンに捕まえられた酸素と容易に反応して硝酸塩を形成すること,しかし毒性の遊離ラジカルは形成しないことが報告されている。このラジカルはチトクローム b5が機能的第一鉄ヘモグロビンを再生するためのメトヘモグロビンの産生をもたらすかも知れない。したがって著者らの発見は,Ascaris チトクローム b5が,一つの抗酸化剤として作用するAscaris ヘモグロビンの鍵的酸化還元パートナーであることを示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞構成体一般 

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