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J-GLOBAL ID：200902259265016290   整理番号：08A0410342

臨床ルーチン診断における培養陰性細菌感染の分子広範囲診断プロトコールの評価

Evaluation of a protocol for molecular broad-range diagnosis of culture-negative bacterial infections in clinical routine diagnosis

著者 (6件)： SCHABEREITER-GURTNER C. (Medical Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  NEHR M. (Medical Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  APFALTER P. (Medical Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  MAKRISTATHIS A. (Medical Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  ROTTER M.L. (Medical Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  HIRSCHL A.M. (Medical Univ. Vienna, Vienna, AUT)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 104  号： 4  ページ： 1228-1237  発行年： 2008年04月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 16S rRNA遺伝子を標的化する広範囲PCRは,臨床試料における細菌DNAの非選択的及び培養非依存的検出を可能にする優れたツールである。この研究において,臨床ルーチン診断において応用可能な細菌感染の広範囲分子診断法を開発し,プロトコールを評価した。真正細菌16S rRNA遺伝子を標的化する高度に汎用性かつ高感度TaqManに基づく広範囲リアルタイムPCRアッセイを構築した。次いで,細菌種を配列決定及び系統発生配列解析により同定した。分析感度はPCRあたり50fg DNAであり,血液中の検出限界細胞濃度は200μl EDTA-血液あたり1000CFUであった。この臨床ルーチン診断を用いて136臨床試料を分析し,33試料(24%)で病原性細菌を培養または分子診断のいづれにおいても検出し,培養試験で陰性の10臨床試料を分子診断で検出/同定した。ここに示した広範囲リアルタイムPCRプロトコールは,臨床試料のルーチン診断に有用であることを示した。

シソーラス用語： 病原性 ,  細菌感染症 ,  *PCR法 ,  rRNA ,  ヌクレオチド配列 ,  系統発生 ,  *臨床検査 ,  細菌検査 ,  遺伝子診断 ,  *細菌感染 ,  種差 ,  ヒト ,  血液 ,  生体試料 ,  *リアルタイムPCR法
準シソーラス用語： 16S rRNA ,  *TaqMan PCR法 ,  *リアルタイムPCR ,  分子診断

分類 (2件)： 微生物検査  (GC02030H) ,  遺伝学研究法  (EC01020N)

タイトルに関連する用語 (9件)： 臨床 ,  ルーチン ,  診断 ,  培養 ,  細菌感染 ,  分子 ,  範囲診断 ,  プロトコール ,  評価