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J-GLOBAL ID:200902259476365002   整理番号:09A1219068

ノニルフェノールの胚内ナノ注入は遺伝子導入透明メダカ(Oryzias latipes),olvas-GFP/STII-YI種族の胚発達に影響

In ovo nanoinjection of nonylphenol affects embryonic development of a transgenic see-through medaka (Oryzias latipes), olvas-GFP/STII-YI strain
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巻: 77  号: 11  ページ: 1594-1599  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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筆者等は,4-ノニルフェノール(NP)の胚内ナノ注入を,2つの遺伝子型性マーカーを有する遺伝子導入透明メダカ(Oryzias latipes),olvas-GFP/STII-YI種族の胚で行った。導入遺伝子は,メダカvasa遺伝子の調節領域に融合させた緑色蛍光蛋白質(GFP)遺伝子からなっていた。胚細胞固有GFP発現を,生魚の透明な体壁を通して生殖腺で可視化した。各胚の発達を,NPの2.0,10,50,125又は250ngのナノ注入後に観察した。NP投与は≧50ng卵-1で高い死亡率を生じ,胚発育を阻害し,10ng卵-1グループ以外のすべての処理グループでは異常孵化と遊泳障害が含まれた。しかし,孵化後(dph)10日までの胚細胞増殖又は100dphまでの生存魚の性分化に対する悪影響は生じなかった。筆者等は,ノニルフェノールへの単一用量の胚内曝露はメダカの胚発達に影響するが,10dphまでの生殖器発達又は100dphまでの生魚の性分化には影響しないとの結論を下した。この種族の胚へのナノ注入の有用性を明らかにするには更なる研究が必要であるが,本研究は,olvas-GFP/STII-YI種族メダカを用いるナノ注入モデルが,初期発育と性分化に対する化学物質の影響の評価に利用できる可能性があることを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 
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