文献
J-GLOBAL ID:200902259484584210   整理番号:09A0464273

組織マイクロアレイで検出したSV40Tag,Rb及びIRS-1の発現とそのグリオーマの腫瘍形成と進展との関係

Expression of SV40Tag, Rb and IRS-1 in glioma detected by tissue microarray and their relation with tumorigenesis and progression of gliomas
著者 (8件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 432-436  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2345A  ISSN: 0253-3766  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:グリオーマでのSV40Tag,Rb及びIRS-1の発現を決定し,グリオーマ形成と進展における機能を同定すること。方法:組織マイロアレイはヒトグリオーマと髄膜腫,実験的グリオーマと正常ヒト脳組織を含む118検体から構築した。SV40Tag,Rb,IRS-1,SV40Tag+Rb及びSV40Tag+IRS-1の発現は免疫蛍光または免疫組織化学技術でアッセイした。発現比とレベルを解析した。結果:SV40Tag,Rb及びIRS-1の発現はグリオーマと良性脳腫瘍で検出された。それらの陽性率はそれぞれ65.9%,64.6%及び48.8%であり,悪性と良性の脳腫瘍間では統計的に重要な差はなかった。悪性度はSV40TagとIRS-1と正の相関があり,Rb発現とは負の相関があった。SV40TagとRbの共発現率は51.2%で,SV40TagとIRS-1の共発現率は40.2%であった。ヒト正常脳組織で,Rb(77.8%,7/9)とIRS-1(22.2%,2/9)の発現が検出されたが,SV40Tagの発現は見られなかった。結論:ヒト正常脳組織でSV40Tagの発現が見られなかったことはSV40Tagの発現がグリオーマの病理に重要な役割を果たしていることを示している。ヒト体内にSV40ウイルスが侵入後,Rbの不活化とIRS-1の活性化が細胞の悪性化を促進し,グリオーマの病理と進展に重要な役割を果たしているかもしれない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発癌機序・因子  ,  神経系の腫よう 

前のページに戻る