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J-GLOBAL ID：200902259606567818   整理番号：09A1004451

3次元衛星画像を用いた海岸林の景観評価

Landscape evaluation for coastal forest using three-dimensional satellite images

著者 (5件)： 工藤勝輝 (日本大 生産工) ,  西川肇 (日本大 生産工) ,  藤井壽生 (日本大 生産工) ,  近田文弘 ,  朝香智仁 (日本大 生産工)
資料名： 海岸林学会誌  (Journal of the Japanese Society of Coastal Forest)
巻： 8  号： 1  ページ： 25-30  発行年： 2009年06月25日 
JST資料番号： L7269A  ISSN： 1347-6289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 千葉県,房総半島は海岸林が立地し,臨海工業地帯で工場生産設備および基幹交通などを伴う都市が集中する,土地利用上重要な地域である。本研究では,海岸林のリモートセンシング技術,衛星画像解析と数値地表モデルの組み合わせによる景観評価の方法を検討し提案した。手順として,1)ALOS衛星情報から九十九里海岸林の地表面被覆状態および海岸クロマツ林の活性度を正規化植生指数(NDVI)で判読し3次元衛星画像を作成,2)航空機搭載レーザープロファイラー情報から海岸林の数値地表モデル(DSM)の作成,3)衛星データの3次元空間情報をもとに,高分解能衛星画像と上記の数値地表モデルを利用して房総半島,九十九里海岸3次元画像の作成,4)以上の総括を行い,今後の課題を考察したものである。高分解能衛星画像作成には,衛星データのALOS/AVNIR-2およびPRISMを使用した。他手順とも合わせ,作製した衛星画像は航空機から撮影した実際の九十九里海岸の空撮映像で検証し,3次元画像の有用性か確認した。

シソーラス用語： 自然環境 ,  リモートセンシング ,  千葉県 ,  環境アセスメント ,  土地利用 ,  可視化 ,  画像分析 ,  測地衛星 ,  赤外線 ,  科学衛星 ,  評価 ,  三次元 ,  *衛星利用画像 ,  データ ,  光センサ ,  近赤外線 ,  波長 ,  反射スペクトル ,  色相 ,  クロマツ ,  測距儀 ,  航空機 ,  衛星 ,  被覆 ,  正規化植生指数 ,  画像 ,  マツ属 ,  *森林 ,  *景観 ,  PRISM ,  ディジタルデータ ,  レーザプロファイラ ,  衛星データ ,  *海岸林 ,  景観評価 ,  地球観測衛星 ,  分光反射 ,  房総半島 ,  陸域観測技術衛星 ,  実用衛星 ,  飛翔体 ,  環境指標 ,  指数
準シソーラス用語： ALOS ,  ALOS衛星 ,  AVNIR-2 ,  DSM【情報処理】 ,  NDVI ,  Pinus thunbergiana ,  Pinus thunbergii ,  パンシャープン処理 ,  ピクセル画像 ,  マルチバンド画像 ,  衛星画像 ,  画像解析 ,  近赤外 ,  九十九里海岸 ,  自然 ,  色調 ,  数値地表モデル ,  地表面被覆

分類 (2件)： リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  森林保育  (FF03040H)

引用文献 (8件)：

• 環境省 (2008): 里海創生支援事業とは-里海の創世に向けて-.
• 久世宏明, 飯倉善和, 竹内章司, 吉森 久 (2005): リモートセンシングの基礎[第2版], 森北出版, pp. 135-137.
• 杉村俊郎, 西川 肇, 藤井壽生 (1985): ランドサットTMデータから作成した3次元表示画像とその将来性, 日本リモートセンシング学会, Vol.5, No.4, pp. 85-90.
• 高木幹雄, 下田陽久 (1991): 画像解析ハンドブック, 東京大学出版会, p.649.
• 田中總太郎, 杉村俊郎, 西川 肇 (1985): ランドサット MSSデータと高解像度数値地形モデルを用いた国土の3次元表示地理とコンピュータ特集号, pp. 130-134.

タイトルに関連する用語 (4件)： 3次元 ,  衛星画像 ,  海岸林 ,  景観評価