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J-GLOBAL ID:200902259699510411   整理番号:09A0813901

アラビドプシスのSR45蛋白質の二つのオルタナティブにスプライスされたイソ型類は正常な植物の発育中に異なる役割を持っている

Two Alternatively Spliced Isoforms of the Arabidopsis SR45 Protein Have Distinct Roles during Normal Plant Development
著者 (2件):
資料名:
巻: 150  号:ページ: 1450-1458  発行年: 2009年07月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オルタナティブスプライシングは,蛋白質の多様化と遺伝子発現の定量的制御のために多細胞真核生物において共通に行われており,セリン-アルギニンに富む(SR)蛋白質類は,プレmRNAスプライシング因子類の保存されたファミリーを構成している。Arabidopsis thalianaにおいては,これらの蛋白質類は19の遺伝子によってコードされ,そのほとんどは自らオルタナティブにスプライスされており,SR45の場合には,21塩基離れたオルタナティブな3′スプライス部位の利用が二つのオルタナティブにスプライスされたイソ型(SR45.1/2)を生成している。活発に成長している細胞および分裂中の細胞を持つ領域において,SR45プロモーターが高度に活性であることを見いだした。イソ型特異的GFP融合蛋白質類を過剰発現させることによって,sr45-1変異体を相補する各SR45イソ型の能力を調べた結果,予期した通りいずれのイソ型を過剰発現する植物も,核原形質中に細胞核斑点類およびGFP蛍光を示すことがわかった。SR45.1-GFPは花弁の表現型を相補したが根の成長の表現型は相補せず,SR45.2-GFPは逆に根の成長を相補したが花の形態は相補しなかった。SR45.1のオルタナティブにスプライスされた断片内の予測されるリン酸化サイトの変異(S219A)は相補性に影響しなかったが,S219AとT218Aの二重変異はイソ型2のように行動し,根を相補したが花は相補しなかった。これらの結果は,SR45の二つのオルタナティブにスプライスされたイソ型類が異なる機能を持つ証拠を示した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物学一般  ,  遺伝子発現  ,  生物学的機能 

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