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J-GLOBAL ID：200902259708553641   整理番号：08A1097516

変分法を用いた逆インターレース

Deinterlacing Using Variational Methods

著者 (3件)： KELLER Sune Hogild (Rigshospitalet (Copenhagen Univ. Hospital), Copenhagen, DNK) ,  LAUZE Francois (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  NIELSEN Mads (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK)
資料名： IEEE Transactions on Image Processing  (IEEE Transactions on Image Processing)
巻： 17  号： 11  ページ： 2015-2028  発行年： 2008年11月 
JST資料番号： W0364A  ISSN： 1057-7149  CODEN： IIPRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インターレースはテレビやビデオにおいて永年支配的なスキャン形式であった。従来は,画質的にも満足されていたが,事態は変わりつつある。インターレースアーチファクトは大規模スクリーンや高コントラスト画面においては,障害になってきた。また,進行スキャンが普及し始め,遥かに優れた画質を提供しつつある。殆どのプラズマやLCDスクリーンは進行型であり,市場を席巻している。テレビ放送やビデオにおいて現在支配的であるインターレース画像を進行スキャンに変換するのが逆インターレースである。これはアップスケーリング(サブサンプリング)問題であり,困難な問題である。この逆インターレースには教科書に掲載されているようないくつかの単純な方法,モーション適応逆インターレース,オプティカルフロー,変分法などがある。本論文では,変分法が利点を有することを示した。変分モ-ション適応逆インターレースが最善の結果を与える。しかし,どのモーション適応逆インターレース方式においてもモーションの詳細を解決できていない。それを,本論文で提案した変分モーション補償逆インターレース方式で解決した。その品質をベンチマークにより示した。この方式は実時間にはまだ対応できないが,他の類似手法において実時間処理が実現されていることから,将来,提案手法でも実時間処理が可能となると期待される。

シソーラス用語： *画像処理 ,  変分法 ,  テレビジョン ,  *ビデオカメラ ,  画像信号 ,  走査 ,  画質 ,  アーチファクト ,  コントラスト ,  *プラズマディスプレイ ,  *液晶ディスプレイ ,  信号標本化 ,  実時間処理 ,  テレビジョンカメラ
準シソーラス用語： *LCD【表示装置】 ,  インターレース【画像処理】 ,  サブサンプリング ,  スキャン ,  テレビ ,  ビデオシーケンス

分類 (3件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  撮像・録画装置  (ND12032E) ,  表示機器  (NC06030Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： 変分法 ,  インターレース