抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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住民意識調査を対象に,これまで実施してきた実証分析に基づき,従来の5段階評価などの順序尺度による評価法の問題点を示した。また,新たな評価方法と評価結果の住民への還元方法の可能性と課題に関して,PDSの地域マネジメントサイクルの各段階へ参画させることを企画する「住民参加のまちづくり」との関連について論じた。実証分析の概要を述べ,順序尺度評価とCSポートフォリオ図を示した。次いで,CVMの金銭評価に着目した重要度評価,重要度評価とCVM評価の相違,外部効果による重要度の過大評価,重要度評価への相対位置法によるAHPの適用について考察した。さらに,コンジョイント分析による政策評価,地図を用いた回答データの収集法を紹介した。その他,目指す方向は,利害集団間における協調を模索する過程を経て,地域のあるべき姿とそこに到達するための方策の確立であることを強調した。