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J-GLOBAL ID:200902259749527272   整理番号:08A1180481

室内空気内に浮遊するカビ胞子の挙動とろ過による試料採取から得られたフィルターを分析する代替手法

The Behavior of Mold Spores Suspended in Indoor Air and an Alternative Method for Analyzing Filters Obtained from Sampling by Filtration
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 435-438 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: L4785A  ISSN: 1346-7581  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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室内環境では,空気の試料標本は通常,固着或いはろ過法に基づく装置を用いて,気流或いは部屋から,試料を取り出す。カビの検出と計数に対する試料標本法に関する国際基準が,丁度提案されようとしている。ろ過による試料標本によるカビの検出と計数と題する,このISO(ISO/TC146/Sc6/WG10N27)は,培養基の上に,フィルターの表面にろ過されたカビ胞子が広がるために,浮遊の過程が必要だと主張している。しかしながら,空気中に浮遊する浮遊微生物は,殆ど裸の粒子の状態では無い。従って,ISO法に規定される浮遊過程によると,培地上のコロニー形成単位(CFUs)の数は,空気中に実際に浮遊している生物アエロゾルの数を正確に表現するものでは無い。空気中に浮遊する生物アエロゾルの挙動を明確にし,フィルター表面における真菌胞子を定量化するために,浮遊過程を使うろ過法の不適切さを示すために,本研究を実施した。著者らは,空気中に浮遊する真菌胞子は,W.sebi胞子のアンダーセン標本も電子顕微鏡像も双方ともに示すように,凝集粒子であり,裸の粒子では無い事を見出した。その上,浮遊の過程によると,CFU数は,空気中に実際に浮遊している真菌胞子の値よりも,数倍大きくなる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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空気浄化 
引用文献 (7件):
  • ABE, K. A method for Numerical Characterization of indoor Climates by a Biosensor using a Xerophilic fungus. Indoor Air. 1993, 3, 344-348
  • AIJ. Design the indoor air quality. 2005, 140-141
  • ISO. Indoor air-Part 16 : Detection and enumeration of molds-Sampling by filtration. ISO/TC 146/Sc 6/WG 10N 27. 2005
  • ISO. Indoor air-Part 17 : Detection and enumeration of molds-Culture-based method. ISO/TC 146/Sc 6/WG 10N 28. 2006
  • ISO. Indoor air-Part 18 : Detection and enumeration of molds-sampling by impaction. ISO/TC 146/Sc 6/WG 10N 50. 2006
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