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J-GLOBAL ID：200902259893430356   整理番号：08A0626074

IDベース暗号におけるデータ共有のためのHybrid Encyption Scheme

Hybrid Encryption Scheme in IBE with Applications to Data Storage

著者 (1件)： 扇裕和
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 108  号： 38(ISEC2008 1-15)  ページ： 91-98  発行年： 2008年05月09日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： IDベース暗号を要素技術として利用し,複数のユーザ間で秘匿データを効率よく共有する方式について検討を行った。本方式は,データを共通鍵で暗号化し,この共通鍵を異なるIDを有する複数のメンバーで構成される特定のグループで共有する形態において,特定の管理者が,当該グループで共有する公開鍵を生成し,グループの各メンバーに,当該公開鍵の復号権限を委譲する鍵を配布する方式である。本稿では,IDベース暗号と共通鍵暗号とを組み合わせたハイブリッド暗号において,この復号権限を委譲する鍵をメンバーのIDをもとに効率よく生成する方式について検討し,今日ではデファクトとなっているCCAの安全性について示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *公開鍵暗号 ,  *コンピュータセキュリティ ,  暗号 ,  管理者 ,  復号化 ,  ハイブリッド方式 ,  権利 ,  安全性
準シソーラス用語： ハイブリッド暗号 ,  暗号化 ,  共通鍵 ,  結託攻撃 ,  公開鍵 ,  復号権限

分類 (2件)： 符号理論  (ND02030R) ,  データ保護  (JD01020V)

引用文献 (15件)：

• 今井秀樹. 情報セキュリティー安全・安心な社会のために. 信学誌. 2007, 90, 5, 334-339
• CANETTI, Ran. A forward-secure public-key encryption scheme. EUROCRYPT, 2003. 2003, 255-271
• BLAZE, M. Divertible protocols and atomic proxy cryptography. Proceeding of eurocrypto '98. 1998, 127-144
• ATENIESE, G. Improved Proxy Re-Encryption Schemes with Applicatins to Secure Distributed Storage. ACM Transaction on Information and System Security (TISSEC). 2005
• BONEH, Dan. Identity based encryption from the Weil pairing. SIAM Jornal on Computing. 2003, 32, 3, 586-615

タイトルに関連する用語 (3件)： IDベース暗号 ,  データ共有 ,  Scheme