抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多数室の簡易な換気量測定方法の研究を行った。内外温度差の小さい時期を対象として,単一トレーサガス法を用いた多数室換気量測定により,換気量の妥当性の評価と測定手法の検証が目的である。実験住宅(札幌,隙間相当面積0.81cm
2/m
2,パッシブ換気)を対象として,二酸化炭素をトレーサガスとして用い,瞬時一様拡散を前提として,一定供給法で恒常系の換気量測定を行った。結果,換気経路では重ね合せにより妥当な換気量を得られ,当手法の有用性が確認できた,減衰時よりも供給時の方が,20~40分経過した時間帯に安定した妥当な換気量が算定された,微分法,積分法ともに妥当な換気量が算定される時間帯と換気量が一致し,算定法の違いによる差異が小さいことが確認された,等の知見を得た。