抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,ビジネススーツの着装イメージ評価における評定者の視線動向(目の動きと注視点)を明らかにし,評定者が着装者をどのようにイメージするかを検討した。その結果20歳代と50歳代の男性が,スーツ(紺,茶,灰色),シャツ(カラー,ホワイト),ネクタイ(柄あり,柄なし,同系配色,対照配色)で構成されるビジネススーツを着装した場合のイメージは,「調和感と社会的望ましさ」と「目立ち」の2因子であることが分った。着想イメージ評価は若年男性と女性で類似し,中年男性は異なる視点で評価していた。目立ちの評価はシャツとネクタイで構成されるVゾーンを注視することにより行われ,注視回数が多くなると「目立つ」と評価されることが分った。本実験からシャツとネクタイの色彩,柄,配色関係は小面積ながらも全体のイメージ形成に影響する重要な要素と立証された。