文献
J-GLOBAL ID:200902260116953726   整理番号:08A0888213

飲用水中のヒ素と肺癌:系統的レビュー

Arsenic in drinking water and lung cancer: A systematic review
著者 (17件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 48-55  発行年: 2008年09月 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
飲用水を介した無機ヒ素への曝露は増大しつつある公衆衛生の関心事である。飲用水中のヒ素とヒト肺癌リスクの関連性についての文献の系統的レビューを行った。この目的のために,2006年4月までに出版された論文の電子データベースを検索した。9件の生態学的研究,2件の事例:対照研究,及び6件のコホート研究を同定した。研究の大部分は,台湾南西部,新潟県及びチリ北部などのヒ素高曝露地域(100μg/L)で行われた。研究の大部分は一般人あるいは低曝露対照群に比較して,高曝露群において肺癌による死亡率あるいは罹患のリスクが高いことを示している。品質評価によれば,調査した研究の中では,4件のみが個人レベルのヒ素曝露を調査している。さらに,生態学的研究のうち,1件のみが年齢以外の交絡因子についての補正を施しており,コホート研究の中ではその半数のみが喫煙についての補正を解析中に行っている。これらの方法論的な制限にもかかわらず,異なる地域において異なる研究設計を用いて行われた研究において,統計的に強く有意な関連性の系統的な観測が見出されたことは,高濃度のヒ素を含む飲用水の飲用と肺癌との因果関係の存在を支持するものである。低濃度曝露による肺癌リスクは不明である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
公衆衛生  ,  疫学  ,  呼吸器の腫よう  ,  水質汚濁一般  ,  重金属とその化合物一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る