抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水辺に限らず公共空間の整備は様々な価値を生み出すが貨幣価値として計測できないのでその価値は軽視されがちである。著者らは景観形成の目的をより具体的に示すために「景観向上効果」という考え方を提案した。この定義は「よい空間・施設を作ること,またそのプロセスによって,周辺の空間や地域社会,人に与える効果。公共事業によるアウトカムのひとつ」としている。具体的事例として,島根県津和野町の景観整備から生まれた景観向上効果について紹介した。景観向上効果の創出を公共事業の目的として掲げていくことが,公共事業の信頼をとりもどすアプローチとして考えられる。