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J-GLOBAL ID:200902260139815134   整理番号:08A0254206

ピルビン酸キナーゼM2はホスホチロシン結合タンパク質である

Pyruvate kinase M2 is a phosphotyrosine-binding protein
著者 (8件):
資料名:
巻: 452  号: 7184  ページ: 181-186  発行年: 2008年03月13日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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増殖因子は,細胞を刺激して余分な栄養を取り込ませ,それが同化過程に使われるようにする。これがどのような生化学機構によって遂行されるのかは完全に解明されていないが,反応はシグナル伝達タンパク質のチロシン残基のリン酸化によって開始される。ホスホチロシン結合タンパク質探索のために新しくプロテオームスクリーニングを行い,解糖にかかわる酵素ピルビン酸キナーゼのヒトM2(胎児)型アイソフォーム(PKM2)が,チロシンのリン酸化されたペプチドに直接,選択的に結合することを明らかにした。ホスホチロシンをもつペプチドがPKM2に結合すると,アロステリック活性化因子であるフルクトース-1,6-ビスリン酸が解離し,PKM2の酵素活性が阻害される。また,細胞が特定の増殖因子によって刺激されると,このホスホチロシンシグナル伝達を介したPKM2の調節によって,グルコース代謝物がエネルギー生産から同化過程へと方向転換されることもわかった。これらを総合すると,このホスホチロシン結合型のピルビン酸キナーゼの発現が,がん細胞の急激な増殖に不可欠であることが示唆される。Copyright Nature Publishing Group 2008
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