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J-GLOBAL ID：200902260219723540   整理番号：08A1072615

パーソナルスペースを用いた障害物を回避する歩行者の群集流動

A MODEL FOR PEDESTERIAN MOVEMENT WITH OBSTACLE EVASION USING PERSONAL SPACE CONCEPT

著者 (3件)： 劉建宏 (九州大学 工学府都市環境システム工学) ,  大枝良直 (九州大学 工学府地球環境工学科) ,  角知憲 (九州大学 工学府地球環境工学科)
資料名： 土木学会論文集 D(Web)
巻： 64  号： 4  ページ： 513-524 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： U0105A  ISSN： 1880-6058  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,パーソナルスペースという概念に基づいて歩行者が他の歩行者と干渉を避け,相互の間隔を保とうとする行動を記述するとともに,路上の障害物や車いす利用者と交錯・回避しつつ行動する歩行者の流動を表現する方法を提案するものである. 本論文で提案した方法は,従来から知られた歩行者流動の特性を良く再現するとともに,より複雑な状況における歩行者流動を推定可能である.(著者抄録)

シソーラス用語： *歩行者交通 ,  *群集 ,  *障害物回避 ,  人間行動 ,  シミュレーションモデル ,  シミュレーション ,  障害物
準シソーラス用語： *群集流動 ,  歩行空間

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

引用文献 (21件)：

• 1) 海老原学,掛川秀史:オブジェクト指向に基づく避難・介助行動シミュレーションモデル,日本建築学会計画系論文集,Vol.467, pp.1-12, 1995.
• 2) 中祐一郎:鉄道駅における旅客の交錯流動に関する研究−2−交錯流動のシミュレーション,日本建築学会論文報告集,Vol.267, pp.103-112, 1978.
• 3) 中祐一郎:駅構内旅客流動のシミュレーション&misus;シミュレーションプログラムSP-2による実行法,鉄道技術研究報告,1153, pp.1-163, 1980.
• 4) 青木俊幸:駅の旅客流動,Bit, Vol.31, No.9, pp.91-98, 1999.
• 5) 松下聡:待ち行動を含む群集歩行シミュレーションモデルの研究,日本建築学会計画系論文報告集,Vol.432, pp.79-88, 1992.

タイトルに関連する用語 (5件)： スペース ,  障害物 ,  回避 ,  歩行 ,  群集流動