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J-GLOBAL ID:200902260223426437   整理番号:09A0875603

細菌密度感知の共有結合的抑制

Covalent Inhibition of Bacterial Quorum Sensing
著者 (8件):
資料名:
巻: 131  号: 30  ページ: 10610-10619  発行年: 2009年08月05日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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モデル免疫無防備状態の患者を病気にさせる日和見病原体Pseudomonas aeruginosaに焦点を絞り,細菌密度感知(QS)レセプターを特異的に標的にしてQS仲介の細菌群の挙動を妨害するための一連の共有結合性プローブの能力を評価した。最近決定された転写アクチベータLasRの構造を頼りにLasRの結合ポケットの特異的求核部分をアルキル化して結果的にQSを減じるプローブを設計した。LssR結合ポケットの中でそれに配位する子3-オキソ-C12-ホモセリンラクトン(3-オキソ-C12-HSL)のC12部分に,LasR Cys79と共有結合的に結合する親電子炭素を含むイソシアネート,ブロモアセトアミド,クロロアセトアミド構造を持たせた化合物各3種計9種を合成し,3-オキソ-C12-HSLと比較した。その結果,P. aeruginosa でのQSを標的として,QS調整遺伝子発現の特異的抑制,及び,毒性因子分泌及びバイオフィルム形成の付随的減少に導いた。QS受容体の共有結合性修飾のこの初めての例は細菌群挙動の分子機構研究の道具を提供し,標的細菌毒性への新しい戦略へ導けそうであった。
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分類 (2件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  微生物生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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