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J-GLOBAL ID：200902260401665467   整理番号：08A0234232

蛋白質チロシンホスファターゼ: マウスモデルおよびヒト疾患からの機能的推論

Protein tyrosine phosphatases: functional inferences from mouse models and human diseases

著者 (4件)： HENDRIKS Wiljan J. A. J. (Radboud Univ. Nijmegen Medical Centre, NLD) ,  ELSON Ari (Weizmann Inst. of Sci., Rehovot, ISR) ,  HARROCH Sheila (Inst. Pasteur, Paris, FRA) ,  STOKER Andrew W. (UCL Inst. of Child Health, London, GBR)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 275  号： 5  ページ： 816-830  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 40余の哺乳類の遺伝子はホスホチロシン特異的な「古典的」蛋白質チロシンホスファターゼをコードする。哺乳類病理研究や動物モデルの利用から得られた古典的なホスホチロシン特異的蛋白質チロシンホスファターゼ(PTP)の生理学的役割に関する現在の知見を概説する。特に,ヒト病理学への関与,薬剤標的としての有力な候補と同時に,この酵素ファミリーの機能を理解するためのPTPと相互作用する短いペプチドを用いる新規なアプローチも議論する。マウスのデータはヒト疾病状態からの観察と良く関連しており,ヒト疾病の病因論を明らかにするためのこれらの動物モデルの価値を裏付けた。PTP活性を操作する新規なアプローチの出現は,細胞モデルでの機能的研究の綿密な設計を可能にした。これまで糖尿病,肥満および癌におけるPTP1Bの操作の影響そしてPTPN22(LYP)の複数の自己免疫病への関与が明らかにされてきたが,今後のPTPに対する特異的な細胞浸透性小分子阻害剤あるいはアゴニストに関する大きな進展を期待する。

シソーラス用語： マウス ,  ヒト ,  病理 ,  *タンパク質チロシンホスファターゼ ,  病態モデル ,  糖尿病 ,  肥満 ,  腫瘍 ,  細胞質型チロシンホスファターゼ ,  病因 ,  自己免疫病 ,  細胞情報伝達 ,  トランスジェニックマウス ,  癌遺伝子 ,  翻訳後修飾 ,  癌抑制タンパク質
準シソーラス用語： PTP1B

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛋白質チロシンホスファターゼ ,  マウスモデル ,  ヒト疾患 ,  推論