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J-GLOBAL ID:200902260403423010   整理番号:08A0409862

原子状酸素ラジカルアニオンを溶解した溶液を用いたポリスチレンの表面改質

Surface modification of polystyrene with atomic oxygen radical anions-dissolved solution
著者 (6件):
資料名:
巻: 254  号: 13  ページ: 4191-4200  発行年: 2008年04月30日 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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原子状酸素ラジカルアニオンを溶解した溶液(O-水と名付けた)を用いたポリスチレン(PS)高分子の表面改質の新しい方法を検討した。脱イオン水にO-(原子状酸素ラジカルアニオン)流束をバブリングして生成したO-水をUV吸収分光法と電子常磁性共鳴(EPR)分光法により評価した。O-水処理は表面親水性,表面エネルギー,表面粗さの明らかな増加を引き起こし,またPS表面の表面化学組成の変性を引き起こした。それらを各種接触角と原子間力顕微鏡(AFM)画像,電界放出形走査電子顕微鏡法(FESEM),X線光電子分光法(XPS),および減衰全反射Fourier変換赤外(ATR-FTIR)測定による材料評価とにより示した。特に,ヒドロキシル(OH)基やカルボニル(CO)基のようないくつかの親水性基が,O-水処理経由でポリスチレン表面に導入され,表面親水性と表面エネルギーの増加をもたらすことを見出した。この活性酸素種はPS表面の芳香環分子と反応し,芳香族化合物を分解して親水性ヒドロキシルやカルボニル化合物を生成した。さらに,O-水はいかなる有毒薬品も加えていない「クリーン溶液」と考えられ,また室温で容易に扱える。提案方法は,高分子や他の熱に敏感な材料の表面改質におそらく適しているであろう。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子固体のその他の性質  ,  固-液界面 

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