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J-GLOBAL ID:200902260420526478   整理番号:08A0874184

中国地方における未利用木質バイオマス発電の事例とそのCO2排出量削減効果

Use of unutilized woody biomass for electric power generation and its potential effects on reducing CO2 emissions in the Chugoku Distinct of Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1-8  発行年: 2008年06月25日 
JST資料番号: L0304A  ISSN: 1880-0270  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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紙パルプ産業は,木材チップを溶解するための熱源と諸設備を稼働させる電力を得るための発電用ボイラが必需設備である。王子製紙米子工場は,2005年にバイオマス発電設備を導入した。燃料として使用するものは,再生紙としてリサイクルできない古紙,プラスチック廃棄物から製造される燃料,木質燃料や製紙スラッジを主体とするバイオマス系燃料の他,タイヤチップなどであり,その発電規模は40,100kWである。CO2削減効果はC重油換算比較で,1時間当たり約50t,年間換算約420ktである。中国木材呉工場では2005年から,木質バイオマス焚き流動層燃焼ボイラを使用しており,蒸発量39,000Mg/h,稼働率95%,発電規模5,300kWを有し,使用燃料は全て木質バイオマス燃料である。CO2削減効果はC重油換算比較で,1時間当たり約7t,年間換算約60ktである。中国地方におけるバイオマス発電にエネルギー利用されうる主な木質系バイオマスは,木質系産業廃棄物,製材残材廃棄物,林地残材であり,未利用バイオマス資源は,年間230ktとなっている。未利用バイオマスを全てバイオマス発電に有効利用した場合には,火力による発電の約0.92%がまかななえるという結果になった。バイオマス発電におけるCO2削減は十分な効果を示しており,今後はこうした未利用バイオマス資源をエネルギーとして最大限に活用していく必要がある。
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分類 (1件):
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生物燃料及び廃棄物燃料 
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