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J-GLOBAL ID：200902260626048173   整理番号：09A1090986

イタコン酸のバイオテクノロジー的生産とAspergillus terreusでのその生合成

Biotechnological production of itaconic acid and its biosynthesis in Aspergillus terreus

著者 (4件)： OKABE Mitsuyasu (Musashino Chemical Lab., Ltd., Tokyo, JPN) ,  LIES Dwiarti (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  KANAMASA Shin (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  PARK Enoch Y. (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 84  号： 4  ページ： 597-606  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 樹脂の工業的合成で広く使用され,年間80000トン以上バイオテクノロジー的に生産されているイタコン酸(IA)の生産について,菌株改良,プロセス開発,IA代謝経路での重要な酵素cis-アコニット酸デカルボキシラーゼ(CAD)の同定,CADの代謝的重要性,IAの新規応用に焦点を当てて述べた。IAは一カルボキシル基がメチレン基に共役しているジカルボン酸であり,糖からのIA生産収率は80g/l以上である。合成樹脂,合成繊維,ゴム,界面活性剤及び石油添加物で広く使用されているが,IAの用途が限定されているため,生物医療分野での応用に関する研究が続けられている。IAの微生物生産のための炭素源を安価な代替的基質に交換する試みが続けられているが,新バイオテクノロジー的革命が生産コストを減少し,革命的プロセス開発及び菌株改良が品質の低い炭素源の使用を可能にする。

シソーラス用語： *バイオテクノロジー ,  *Aspergillus terreus ,  プロセス開発 ,  微生物育種 ,  *代謝経路 ,  プラスチック ,  合成繊維 ,  界面活性剤 ,  添加剤 ,  メチレン基 ,  ジカルボン酸 ,  栄養素 ,  製造原価 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 ,  *cis-アコニット酸デカルボキシラーゼ ,  炭素源

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E)

物質索引 (1件)： イタコン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： イタコン酸 ,  バイオテクノロジー ,  Aspergillus ,  生合成