抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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NPO法人横断型基幹科学技術研究団体連合の「分野横断型科学技術アカデミック・ロードマップ作成支援事業」では,社会システムのシミュレーション・モデリング技術分野においてものづくり・サービスづくりのシミュレーションモデルを検討している。本論文では,ものづくり・サービスづくりの仕事の構造を示し,品質,コスト,量・納期,モラール,安全,生産性,環境といった評価尺度を満たすシステム管理について述べた。次に,ものづくりにおけるものと情報の流れを概括し,その生産計画段階においてオペレーションズリサーチ,及び設計・製図からのアプローチによるシミュレーションが利用されていることを論じた。前記シミュレーションによってフロントローディングが可能になり,シミュレーションシステムGP4では生産ライン全体の流れ,工程設計,生産ラインで行う作業者のシミュレーションが行えることを説明した。今後はSCM(Supply Chain Management)やPLM(Product Lifecycle Management)を意識したシミュレーションが求められることから,1)企業内・組織内モデル,2)企業間・組織間モデル,3)社会・環境モデルといった3方向のシミュレーションモデルについて考察した。