文献
J-GLOBAL ID:200902260782447088   整理番号:09A0293478

ヒト角化細胞におけるカリクレイン1遺伝子の大量発現はGATA3によって仲介される

Abundant expression of Kallikrein 1 gene in human keratinocytes was mediated by GATA3
著者 (8件):
資料名:
巻: 436  号: 1-2  ページ: 121-127  発行年: 2009年05月01日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Tissue kallikrein gene(KLK)の間で,KLK1がヒト皮膚に豊富に発現される。その推定プロモーターは種々のシス-要素を有することが知られているが,機能的に試験されていない。本報で,このような大量発現を支持するKLK1プロモーターの調節機序を検討した。KLK1プロモーター(主転写開始部位からヌクレオチド-1153/+40)を標的としたルシフェラーゼアッセイをNHEKヒト角化細胞で行った。-954/-855,-428/-236および-100/+40が誘導活性を有した。モチーフ検索プログラムは,-428/-236に独特の結合モチーフを見出せなかったが,-954/-855と-100/+40の両方が独特のGATA結合モチーフを有した。電気泳動移動度シフトアッセイ(EMSA)とDNAフットプリンティングは,抗GATA3抗体でスーパーシフトするこれらのモチーフへのNHEK核蛋白質の結合を確認した。GATAイソ型の間で,GATA3だけがNHEKから得られたRNAで増幅された。さらに,GATA3の線維芽細胞NIH3T3細胞への導入は,-954/+40を含むKLK1プロモーターの活性を増強した。一方,GATA3ドミナントネガティブ変異体のNHEK細胞への導入は,同じプロモーター活性を減少した。このように,GATA3が-954/-855にある部位に結合し,ヒト角化細胞での豊富なKLK1発現の重要な調節剤であることを見出した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  細胞構成体の機能 

前のページに戻る