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J-GLOBAL ID：200902261109368784   整理番号：09A0234640

カルレチクリン,小胞体のマルチプロセスカルシウム緩衝化シャペロン

Calreticulin, a multi-process calcium-buffering chaperone of the endoplasmic reticulum

著者 (5件)： MICHALAK Marek (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  GROENENDYK Jody (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  SZABO Eva (Univ. Toronto, Ontario, CAN) ,  GOLD Leslie I. (New York Univ. School of Medicine, NY, USA) ,  OPAS Michal (Univ. Toronto, Ontario, CAN)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 417  号： 3  ページ： 651-666  発行年： 2009年02月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 哺乳類のカルシウム調節系カルレチクリンの構造および機能に関する近年の進展を概説した。X線結晶構造解析,核磁気共鳴法あるいは突然変異誘導実験をもとに,カルレチクリンが異なる機能を有する複数のドメインから構成されていることを示した。カルレチクリンのCa²⁺依存シャペロンとしての蛋白質折畳みへの関与,Ca²⁺ホメオスタシスにおける役割と,それぞれの調節機構における構造依存性,さらに転写レベルでの生理的条件あるいは病的状態による変化,小胞体だけでなく他の細胞内区画でも機能して異なる生理応答への寄与を述べた。また免疫や腫瘍,創傷治癒,アポトーシス,血管新生,発生過程の器官あるいは個体レベルでの様々な機構での役割と小胞体におけるCa²⁺緩衝化との関連についても論じた。

シソーラス用語： *カルシウム結合タンパク質 ,  結晶構造 ,  アミノ酸配列 ,  イオン調節 ,  *シャペロンタンパク質 ,  小胞体ストレス ,  創傷治癒 ,  アポトーシス ,  血管新生 ,  生体防御 ,  抗腫瘍作用 ,  腫瘍免疫 ,  *カルレチクリン

分類 (1件)： 生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： カルレチクリン ,  小胞体 ,  緩衝 ,  シャペロン