抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多雪地域では積雪荷重により上層の梁・柱部材に大きな応力が作用するため骨組を構成する部材が非積雪地域と異なる可能性がある。また,積雪時と非積雪時では地震時の応答性状が異なる可能性がある。そこで,多雪地域とそれ以外の地域での構成部材の比較を行った。また,積雪時と非積雪時での地震応答解析を行い,骨組損傷の比較を行った。対象骨組は「鋼材倶楽部数値的解析研究会報告書,1995年」の形状とし層数とスパン数をそれぞれ3種類に変化させた。また,NN骨組(設計時積雪荷重なし,解析時積雪荷重なし),SN骨組(設計時積雪荷重あり,解析時積雪荷重なし),SS骨組(設計時積雪荷重あり,解析時積雪荷重あり)として,積雪荷重の影響を考慮した。その結果,積雪荷重による部材断面に与える影響,損傷及び損傷集中の最大値と分布などに関する知見を得ることができた。