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J-GLOBAL ID:200902261319353992   整理番号:09A1125214

CO2捕獲の為のコンポジット中空糸膜

Composite hollow fiber membranes for CO2 capture
著者 (3件):
資料名:
巻: 346  号:ページ: 172-186  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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コンポジット中空糸をポリ(フェニレンオキシド)(PPO)及びポリスルホン(PSf)中空糸に高分子ポリビニルアミン(PVAm)をコーテイングして調製した。中空糸外側とそれぞれの内側をコーテイングする二つの方法を固有のPVAm溶液性状,中空糸形状,及び材料について研究した。運転モード(スイープ又は減圧)が膜性能に及ぼす影響を調べた。減圧運転モードはスイープよりも良い結果を与えたが,これはスイープガスの一部がフイードに移動し,最も透過し易いガス,CO2に対する余分な抵抗を誘引した為である。0.7-1.5μmのPVAm選択性層を持つコンポジットPVAm/PSfHF膜はCO2/N2選択性が100と230の間であった。この選択性はPVAm選択性層により課せられたCO2増進透過に帰せられる。膜調製の際に用いた個々のポーラス支持体のCO2透過率と分離メカニズムの直接的な関係からCO2透過率は0.006から0.022m3(STP)/(m2barh)に変化した。40nmPPO高密度PPO表面層を持つ中空糸を支持体として用いる多層PVAm/PPO膜は驚いたことにCO2分圧の上昇と共に選択性が増加した。この傾向は増進したPVAm/ポーラスPSfの透過特性挙動とは反対である。このことはPVAm/PPO膜が新しい性状のハイブリッドメカニズムを持ち,高い圧力比に於いて非常に安定な新しい膜を代表することを示した。CO2/N2選択性は運転条件により20から500の間で,CO2透過率は0.11から2.3m3(STP)/(m2barh)であった。PVAm/PSf膜及びPVAm/PPO膜の両方ともCO2透過率はコーテイングしていない中空糸支持体のそれと類似で,CO2拡散律速段階は1.2μmの薄く,水で膨潤したPVAm選択性層にではなく,比較的厚い支持体の性状中に残っていることを確認した。PVAmトップ層とPPO支持体との間のCO2拡散律速段階の動的透過がフイードの相対湿度(RH%)を変化させることにより観察された。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ポリエーテル  ,  膜分離 
タイトルに関連する用語 (3件):
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