抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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阻集器の適性容量・構造には,空気調和・衛生工学会規格SHASE-S206の「5.オイル阻集器の決定」が適用されている。本研究では,公共下水道の排除基準を調査し,その基準値に対応できる阻集器が備えるべき基本条件について,オイルの代わりに純正ラードを用いて各種の実験を行った。以下に知見のいくつかを示した。1)公共下水道の排除基準であるオイル濃度5mg/Lを満足するために必要なオイルの滞留時間は10分である。2)土砂が阻集器から流出しない状態を保持するために必要な滞留時間は1分である。また,土砂の阻集性能を求める際に必要となる土砂投入量には13.4g/Lを用いることができる。3)雨水の大量流入に対しても,阻集器に保持しているオイル量が実容量の5%相当であれば,オイルは流出せず保持状態を維持することができる。