抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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熱負荷耐久性に優れるセラミックス用熱電発電モジュールを設計するために材料構成の検討や発電素子内の熱応力分布解析を行い,モジュール化のための要素技術の開発を行った。その結果,p型材料としてCa
2.7La
0.3Co
4O
9,n型材料としてCa
0.9La
0.1MnO
3で構成することで熱膨張率の整合性が高いことがわかった。更に,p型,n型素子を結線する絶縁基板にスリット機構を導入し,熱応力緩和を図った12対発電素子を試作した。発電特性評価の結果,素子の高温面が699°Cで温度差649°Cにおいて最大251mWの出力が確認された。発電特性の数値解析の結果,素子-電極間の接触抵抗の低減化が重要であることがわかった。(著者抄録)