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J-GLOBAL ID：200902261481353408   整理番号：08A1180480

空間的自己相関と情報エントロピーを通した都市の土地利用の分布と交錯の定量的解説

Quantitative Representation of Distribution and Mixture of Urban Land Use Through Spatial Autocorrelation and Information Entropy

著者 (1件)： KYAKUNO Takashi (Museum of Nature and Human Activities)
資料名： Journal of Asian Architecture and Building Engineering  (Journal of Asian Architecture and Building Engineering)
巻： 7  号： 2  ページ： 427-434 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： L4785A  ISSN： 1346-7581  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の都市における都市の土地利用の分布と交錯が,空間的自己相関と情報エントロピーという2つのテクスチャ解析の指標を用いて,定量的に解説した。空間的自己相関は,モランのI,及び各々の土地利用クラスの地域の構成だけでなく,隣接のセルも考慮して取得したエントロピーとして計算した。緑地を除いた都市地域における土地利用データは,デジタル版土地利用地図から得られ,緑地はAster GDSを用いてリモートセンシングデータを処理して得た。これらのデータはGISによりコンパイルし,各土地利用の2つの指標が,各々のクラスで計算された。その結果,両方の指標は異なる土地利用を示し,それらの関係は各土地利用クラスにより異なる事が解った。いくつかの場合は,エントロピーを考慮するだけで十分であるが,他の場合では十分でなかった。これら指標を一緒に使えば,都市の土地利用の分布と交錯を把握するのに,単独で使うよりも,より正確な描写を与える事が解った。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *土地利用 ,  分布 ,  定量的分析 ,  方法論 ,  自己相関 ,  情報 ,  エントロピー ,  日本

分類 (1件)： 土地利用一般,地域制  (RD02010Z)

引用文献 (12件)：

• 1) Koide, O. (1977) ′Tochiriyoukonngoudo no Tekiyou Narabini Sono Kentei′ (in Japanese), City planning review, 12, pp.79-84 (in Japanese).
• 2) Tamagawa, H. (1982) ′Tochirinoyou no Titsujosei no Suuriteki Hyogen ni Kansuru Kenkyu′ (in Japanese), City planning review, 17, pp.73-78 (in Japanese).
• 3) Moon, T. et al. (1999) A study on the Indicator of Mixed Degree of Land Use, City planning review, 26, pp.505-510 (in Japanese).
• 4) Tsunekawa, A. et al. (1991) Quantitative Analysis Methods of Mixed Land Use, Environmental Information Science, 20(2), pp.115-120 (in Japanese).
• 5) Kumagai, J. (2000) Development of a Spatial Analysis Method for Land Cover taking into account the Complexity of Local Distributions, Environmental Information Science, 14, pp.1-5 (in Japanese).

タイトルに関連する用語 (6件)： 空間的自己相関 ,  情報エントロピー ,  都市 ,  土地利用 ,  分布 ,  定量